千葉地裁で3日、覚せい剤取締法違反(使用)の罪に問われた人気アイドルグループ「光GENJI」の元メンバーで飲食店店長、赤坂晃被告(36)の初公判が開かれた。傍聴人席32席に対し、希望者は141人。地裁周辺には多くの報道陣が詰めかけるなど元アイドルに対する関心の高さをうかがわせた。検察側は懲役2年を求刑し、即日結審した。
午後1時すぎ、千葉地裁の法廷に入った赤坂被告は黒いスーツに白シャツ、ノーネクタイ姿で、落ち着いた足どりで静かに被告人席に着いた。
被告人質問では、弁護人から同法違反罪で有罪判決を受け、執行猶予期間中にもかかわらず覚醒(かくせい)剤を使用した理由について問われると、赤坂被告は「仕事の運営や給与面で不満があった。父の病状も悪化していた。つい手を出してしまった」と述べた。また、「現実逃避をしたかったのだと思います」とかすれ気味の声で語った。
今後の生き方について問われると、赤坂被告は「何か打ち込める仕事を持ちたい。自分の意志を強く持ちたい。強くなりたい」と答えた。赤坂被告は公判中、終始険しい表情だった。
判決は30日に言い渡される。
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