ハイチ大地震への人道復興支援として国連平和維持活動(PKO)に参加する陸上自衛隊の先遣隊が6日、陸自宇都宮駐屯地(宇都宮市)を出発した。自衛隊のPKO参加は平成4年のカンボジア以降7回目。
出発したのは第1次隊で、国際平和協力活動やテロへの即応を目的に編成された同駐屯地の陸自中央即応連隊を中心とする約160人。同日午後の東京・市ケ谷駐屯地で鳩山首相による隊旗授与などを経て、政府専用機で8日未明(日本時間)に現地入りする予定。
先遣隊はハイチの首都ポルトープランス東部に拠点を置き、宿営地の造成やがれき撤去、道路補修などにあたる。この日、同駐屯地には約50人の家族らが隊員を見送り、生後4カ月の長男を抱えた隊員の妻(32)は「不安はあるが、着実にハイチの方々の役に立つよう頑張ってほしい」と話した。
先遣隊長を務める山本雅治一等陸佐は、「復興のため、日本の誇りと誠意をもって任務に当たりたい」と意気込みを語った。
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